【Hearthstone】現スタン概説
記事の概要
現スタンダードのレジェンド3桁帯付近のデッキと相互関係を解説
なかなか環境が固まらないため一応の目安となる記事を書きたい
デッキリストはBeerBrick様とHearthstone-Decks.net様から引用
内容に抜けや不備が有ったらここのコメント欄かTwitterの@Triverr2にお知らせください
目次
Tierリスト
配信を見たり実際にプレイしてみた上での自分の中のtierリスト
同じtier内ならほぼ横並びだが左の方がやや強い
Tier1 ①OTKデーモンハンター ②純クエストウォーロック ③ハンドクエストウォーロック
Tier2 ①クエストメイジ ②アグロパラディン ③影プリースト ④フェイスハンター ⑤星界配列ドルイド ⑥クエストzooウォーロック ⑦エレメンタルシャーマン
Tier3 ①挑発ドルイド(ミニオン型のトークンドルイド) ②クエストシャーマン ③クエストローグ
tier1:環境を定義している、不利の少ないデッキ、もしくは安定していてかつ不利を覆す爆発力を持ったデッキ
tier2: tier1のデッキに役割を持っているデッキ、もしくは不安定だが爆発力のあるデッキ
tier3:比較的戦えるおもちゃデッキ、開発が進めば上に上がるかも?
選外:現状戦えてないor把握漏れ
デッキリストと簡単な解説
(1)Tier1
①OTKデーモンハンター
キルターン 最速4 大体7~8
プレイ難度が高い代わりに引きがよいと凄まじい速さで勝負が決まる
恐るべき点はOTKパーツを除去兼回復として運用できることでアグロへの耐性も高い
完璧に回れば不利なデッキはほぼ存在しないと言っても過言ではない
ただしイルギノスを引けないなどの事故もそれなりに発生するので対面に来ても諦めずにプレイすること
キルターン 最速5 大体7~8
こちらもプレイ難度が高い代わりに引きがよいと凄まじい速さで勝負が決まる
入場無料(悪魔3種6枚に絞られているため確定でコストが下がる)とルーン刻印ミスリルロッドでキーミニオンのコストを下げて、クエストを一気に達成する
このデッキとOTKデモハンが存在するためにコントロールデッキを握る機運はかなり下がっている
序盤にライフを削られるとクエスト達成できなくなるためアグロにはやや不利
また星界配列をされるとクエスト報酬のタムシンが出せなくなったり、出せるダメージが大幅に減ってしまうためガン不利
③クエストハンドロック
上記2デッキとは違ってこちらはあまり3段階目のクエスト達成には拘らず盤面の圧力で戦う、クエスト報酬のタムシンは長期戦でリソースが足りないときにファティーグをダメージに変換するために用いる
上記2デッキには決して有利ではないものの、デカブツの群れに対して除去が足りなくてOTKができなければ勝てる。また、現環境のデッキの中では除去力が高い部類のデッキであり、アグロ耐性が高い 特にNAGONさんが1位を獲得した思い上がったお客様を採用した型はボードコントロール力が高い
OTKがメタの中心にいる環境においては相手のキーカードを燃やせる炎の祭壇を2積みしたリストがよいかもしれない
(2)tier2
①クエストメイジ
キルターン最速6、大体8~9
詠唱者の循環を引けたときの爆発力が高いデッキ
アグロ耐性の高いOTKデッキといった立ち位置だが、キルターンや安定感で上二つのOTKデッキに劣る
特に相手が盤面にミニオンを置かないプレイを徹底してくると凍結呪文が打てず、クエストが進行しにくいという欠点がある
この欠点を多少解消する試みとして凍結呪文の打ち先になるワンド泥棒を入れたリストを掲載したが、割り切ってデッキの回転スピードを重視してガジェッツァンの競売人を入れたリストもあるので用検討である
②アグロパラディン
上の4デッキの除去に耐性のある、隠れ身や聖なる盾を持ったミニオンで盤面を作って権威の祝福や信念といったバフを乗せてバトルグラウンドのバトルマスターで疾風を付与して勝つアグロ寄りのパラディンのデッキ
また、上記の4デッキはいずれも呪文を軸にして戦っているので呪文メタとして秘策と戦没者の剣、教団の新入会員あたりはできるだけ入れたい
上記の4デッキをメタったアグロデッキといった立ち位置
③影プリースト
盤面を素早く展開して虚無に触れし従者のダメージアップとベネティクトゥスで変えたヒロパの継続打点で一気に顔を削るアグロ型のプリーストが開発された、純クエストウォーロックに有利
また、ベネティクトゥスで変わったヒロパや影布の針でボードコントロールしたりダメージを出せるミッドレンジ寄りのコントロールプリーストも開発された、こちらはアグロに有利
④フェイスハンター
前環境から変わった部分は少ないが、狙い撃ちが追加されてダメージの伸びが若干大きくなった。アグロとクエストウォーロックに強いアグロといった立ち位置。
やることは大体リストを見ればわかるでしょう
クエストデッキにめっぽう強いがアグロにめっぽう弱い
ピーキーなカウンターデッキといった立ち位置
クエストで肉の巨人のコストが2下がるのでクエストを採用しているアグロデッキ
若干マリガンを崩せるという利点はあるが上二つのクエストウォーロックと比較すると総合力では1歩劣るという印象 大分数が減っている
⑦エレメンタルシャーマン
エレメンタルシナジーを駆使して戦うテンポデッキ
対ビートダウンデッキでは強力だが対OTKデッキ性能がいまいちかもしれない
(3)tier3
説明は割愛
①挑発ドルイド
②クエストシャーマン
③クエストローグ
相互関係とtierの簡易解説
引きによっては相手が攻めに入る前にOTKが狙えて回復力や除去力の高いデーモンハンターと純クエストウォーロックがメタの中心にいる。また、盤面を取るデッキとしてはクエストハンドロックが一歩抜けている。
クエストメイジも盤面を取るデッキに有効なOTKデッキではあるが、デーモンハンターや純クエストウォロには不利。こういった上位デッキを抑えるためのパラディンも開発されている途中にある、完全に押さえつけられるわけではないが。その他純クエストウォーロックに強いアグロデッキやテンポデッキがお互いを睨みあいながら並んでいる。
星界配列ドルイドはクエストデッキやOTKデモハンにめっぽう強いがアグロにめっぽう弱いため自分のランク帯のメタと相談して使うべし。
現状コントロールデッキには冬の時代である。
以上。
蛇足
●ナーフ予想
ウォーロックの連続クエスト、悪魔の種の使用率が高いためナーフされる可能性がある。またOTKデモハンは3環境連続で強いため流石にメスが入れられる可能性がある。モアーグの加工師あたりだろうか。バトルグラウンドのバトルマスターも中立にしてはややパワーが高いのでナーフされる可能性がある。(個人的には触らないでほしいが)
●感想
スタンではあまり類を見ない高速環境で、新しいデッキがどんどん出てくる混沌とした環境だった。個人的には荒野環境の神格化や再起ナーフ前のプリースト最強環境よりはプレイ感がよいがナーフ後よりは悪い。